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高齢者虐待

日本中で介護に悩んだ方、介護に疲れた方が、要介護者に手を上げてしまったり、きつい言葉をかけてしまったりなど、本人様も家族も辛い思いをされています。
現在高齢者を取り巻く環境は、核家族化が進み、高齢の夫婦二人だけでの生活など変化しています。
老々介護による介護疲れによる殺人という悲しいニュースなども、話題にあがることも度々あります。
しかし、高齢者虐待は在宅で起こるだけではありません。
ニュースでも流れるように、施設に入所している方に対して職員がきつい言葉をかけたり、荒っぽい対応をしたりと、施設の職員が利用者様に対して虐待をしていることもあるのです。
私自身も施設で働く一人のスタッフとして、施設内で起こる高齢者虐待に関するニュースを見るたびに憤りを感じます。
私たちは、それぞれ資格を持って働くプロであり、ご利用者様や家族の方からお金を頂いています。
重度の認知症や重病を抱えながらも生活している方達を支えるのが役割であり、利用者様が本当の意味で満足して、自分らしく生活出来るように考え、工夫をしていくことが大切なのです。
何のための施設なのか…
そこで働く私たちには何が求められているのか…
常にプロとしての意識を持ちながら、利用者様や家族の方を支援していくことの大切さを考えさせられる毎日です。
在宅介護をされている方で、今介護が原因で落ち込んだり、追い込まれている方がいるのであれば決して一人で悩まずに、ケアマネ、使っているサービス事業者などいろんな方に相談して下さい。
必ず力になって下さいます。
虐待のない社会に
(相談スタッフ)

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