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医療と介護の未来について

平成29年7月27日に、厚生労働省は日本人の平均寿命が男性で80.98歳、女性が87.14歳になったと発表しました。
また男性は5年連続、女性は4年連続で過去最高を更新している状態で、世界的に見ても日本の平均寿命は男女とも2位となっています。
ニュースや新聞でこの情報を聞いた方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、みなさんはこの話題を聞いてどんな感想をもたれたでしょうか。
自分は医療の進歩の素晴らしさと、これからの介護保険の行く末に対する不安を感じました。
現在医療はどんどん進歩していきます。
その中で今まで治療が難しかった疾患に対する治療方法が見つかり、病気による死亡率が低下してきている疾患も増えてきました。
これはとても素晴らしいことで、喜ばしいことです。
病気による死亡率が下がっていることが、平均寿命が延びた要因だと私が見た記事にも書いてありました。
それではなぜ介護保険の行く末に不安を抱いているのかという部分ですが、それは今現在日本の中で介護保険の財源の確保の問題や核家族化が進む中で起きる老々介護の問題など、介護に関するニュースが頻繁に聞かれているからです。
このまま少子高齢化がますます進み、高齢者を支える若年層が減れば、制度自体が運営出来なくなってくる可能性も考えられます。
医療の進歩と高齢者の生活を支える環境づくり、もしかすると永遠のテーマなのかもしれないですね…。
介護の未来

(相談スタッフ)

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