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福祉の仕事

最近仕事をしている中でよく思うことがあります。
それは「自分は介護に関わる仕事をしているから、介護保険の仕組みや利用方法などを知っているが、もし福祉の仕事をせず、知識がなければ介護保険の仕組みや施設の違いなど介護保険はわかりにくいのではないか」ということです。
仕事柄、入所相談に来て下さったご家族様に施設の概要や介護保険のことなどをお話しさせてもらいますが、話の内容が難しい…といった表情をされている方もたくさんいらっしゃいます。
「要介護度」、「特別養護老人ホームと介護老人保健施設の違い」、「限度額認定証」など専門用語がたくさんあります。でもこういった専門用語を知っている方はあまり多くなく、初めて聞いたという方もたくさんいらっしゃいます。
介護保険の内容などをより家族の方にわかりやすく伝えて家族の方の選択肢を広げていくことや、相談に来て下さった方が少しでも気持ちが軽くなって帰ってもらえることなどが相談員として大切なことなのかなと、福祉の仕事についてもうすぐ10年が経つ中で私が日々大切にしていることです。
平成29年には介護保険法が改正になり、高齢の方を取り巻く環境はまた変化していきます。今度の改正では、新しい施設の枠組みが出来たり、前回の介護保険の改正でより地域に密着した中で高齢の方に過ごしてもらうという内容が出来ましたが、それをより定着させる為の仕組みなどが議論されています。
また平成28年10月の人口統計において日本の65歳以上の割合は27.3%と前回に比べて0.3%増加している状況です。
介護保険の財源の問題など国会などで様々なことが議論されている状況ですが、これから時代がどんな形に動いていっても、少しでも介護を必要とされている方、介護のことで悩んでいる方の負担を減らすことが出来るような相談員になれるように、自分自身を磨いていきたいです。
福祉の仕事

(相談スタッフ)

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