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蜂毒アレルギー

暖かくなり、蜂が多くなる季節となりました。
蜂に刺されないために、蜂の習性を知って、まずは近づかないことが大切です。
蜂は、こちらから近づかなければ刺されることはありません。
巣が攻撃されると思った時に攻撃してくるのだそうです。

【自宅での注意】
最近は柔軟剤の香りがとても強くなり、洗濯物などに蜂がひそんでいることがあるそうです。
洗濯物を取り込むときには、よくチェックするとよいでしょう。
蜂が家に入ってきても刺激するのはやめましょう。
明るい方の窓を開けて出ていくのを待ちましょう。

【アウトドアや山で注意】
服装は黒を避けて白っぽい明るめの服が良いとされています。
明るい服装でも、花柄の服やバッグなども避けた方がいいそうです。
あとは、甘い香りの香水や整髪料も避けましょう。

【蜂に攻撃されたら】
蜂が向かってきたときにしてはいけない行動は、「大声を出して手で振り払う」です。
人がパニックになった時に1番やってしまう「うわ~」「きゃー」など声を出し手を振る行動は、とても危険です。
目を閉じて顔を下向き加減にし、身を低くしてじっとしましょう。
蜂が遠ざかったら、走らないよう速やかにその場から離れましょう。
もし刺されたら、直ちに最寄りの医療機関に受診しましょう。

【よく聞く情報として】
「アレルギー症状は2回目に刺されたときになる」と言われていますが、初めて蜂に刺されて死に至るケースがあるそうです。
身体の中のヒスタミンと言う物質が作用し全身症状が引き起こされますが、蜂の毒にもヒスタミンが含まれていて、蜂に刺されて死に至るのは複数回目より、初めて刺されたケースの方が多いという報告もあるそうです。
出かける際や山仕事の時は、対策が必要です。
ハチ

(看護スタッフ)

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