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心地よい朝を迎えるために

高齢者が抱える睡眠の悩み…一般的に、高齢になるにつれ睡眠時間は短くなり中途覚醒が増えます。
また、排泄の失敗が不安でたびたび起きてしまったり、薬の副作用や体の痛み、精神的なストレスなど不眠の原因は様々です。
対応に迷ったら、かかりつけ医や担当のケアマネジャーなどに相談してみましょう。

私たちが出来る眠りのお手伝い…昼夜逆転を改善し、気持ちよく眠る為に

(1)生活リズムを整える
午前中に散歩して日光を浴びることで体内時計が刺激され昼夜のリズムが良くなると考えられます。
また、外出しなくても朝カーテンを開けて、着替えて自室から出て食事をすることも効果的です。

(2)眠りやすい環境作り
暗いと恐怖感を持ってしまい眠れない方、逆に明るいと眠りにくい方などその方に合わせた環境を作りましょう。
また、夏であっても、下肢の冷えや痺れがあって眠れない方もおいでです。
靴下やレッグウォーマーを使用して足先を温めましょう。

(3)ストレス
ご自分の行動が介助者の思いと一致しないことをストレスに感じてしまったときなど、ストレスは蓄積され不眠に繋がります。
うまくいかない時も大丈夫であることをお伝えしましょう。

(4)眠れずに混乱している時
無理に寝かしつけようとするのではなく、一緒にテレビを見たり、暖かい飲みものを摂りながら楽しい夜を過ごしましょう。
眠気が見られたら排泄を済ませて安心して休んで頂きましょう。

夜、眠れない方をそばで見ているのは常に心配が伴います。
介護するかたもストレスをため込まないよう、専門家の助言を仰いだり、ご自分も休める(楽しみのある)時間を作りましょう。

心地良い朝を迎えるために
 
(連携スタッフ)

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