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認知症を予防する為に

軽度の認知症の進行を遅らせたい、認知症の発症を予防したい。
認知症の予防法として一般的に知られている方法の効果の有無は未だ不明ですが、本人が楽しく取り組めるものなら積極的に試し、取り組み方のポイントを掴み生活に活かしていくことがお勧めです。

【認知症の予防が期待できる生活習慣】
1.食生活
◎低糖質・低塩分を心がける(高血圧による動脈硬化を防ぐ)。
◎いろいろな食べ物や飲み物をバランスよく摂る(特定の食品や極端な食事法ではなく多くの種類をバランスよく食べましょう)。
◎低タンパク、低栄養に注意(肉や魚を摂らない低タンパク、バランスよく栄養素を摂らない低栄養は認知症を含めた様々な疾患の引き金となります。主食のみに頼るような食生活ではなくより多くの栄養を摂るように心掛けましょう)。
食生活

2.スポーツ・楽器などを使う活動
適切な運動は生活習慣病からの認知症発症のリスクを下げるだけでなく、脳を含めた全身の血行の改善が期待されます。
運動でなくても楽器の演奏や編み物などの手芸、料理など体の一部を使う活動を通して脳を活性化できる生活習慣も効果的です。
また、効果の見えにくい認知症予防法で、良いプレーが出来た時や作品を完成させたとき、料理したものが思った以上においしかったとき、上手な演奏ができた時には達成感を味わうことで楽しみながら続けやすくなるでしょう。
適度な運動

3.いつもの行動に頭を使う工夫を
運動と知的作業を組み合わせることは効果的と言われています。
散歩の際には目にした植物の名前を思い出しながら歩くなどを試してみましょう。事故の無いように注意しながら。

4.人とのコミュニケーション
以上のような生活習慣を人と関わり、コミュニケーションしながら行えばさらに脳の活性化が期待されます。
親子で地図を頼りにお出かけなども良いですね。脳の健康を保つ生活習慣を、ぜひ仲間やご家族と一緒に楽しんでください。

食事は漬物や味噌汁は少な目に、それ以外のおかず大目を心がけましょう。
肉や魚、豆腐や卵などで食べやすいものは積極的に取り入れましょう。
また、地域のサロンや料理教室、カラオケ教室やフラダンス、バンド活動など目を向ければさまざまな活動の場があります。
交流も兼ねて興味のあるものに参加して作品完成やうまくできた時の達成感を味わうのもお勧めです。
仲の良いお友達やご家族と話し合いながら同じように活動することも良いでしょう。
肩肘を張らずに楽しく活動しながら認知症予防に努めましょう。

(連携スタッフ)

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