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リハビリと栄養について

こんにちは、リハビリスタッフです。
今回はリハビリと栄養に関して触れてみたいと思います。

栄養に関する言葉で、サルコペニア・フレイルといった言葉があります。
「サルコペニア」 加齢による筋肉量の減少。筋肉や身体機能が低下している状態。
「フレイル」 虚弱を意味します。健康障害を起こしやすくなった状態。
(オムロンのホームページより)

つまり、筋肉量が減少して(サルコペニア)だんだんと弱っていき、健康障害を引き起こす状態になる(フレイル)ことです。

高齢者の方は、病気、体調不良、外気温の影響など様々な原因にて食事量が低下することが良く見られます。
またトイレが頻回になる事をおそれて、水分の摂取を控える方も多いかと思われます。
食事量が低下すると、それに伴い運動量が低下します。
「動いていないからお腹すかない」ことで食事量も更に減少します。
食事量が減少するので更に動けなくなる、といった負の連鎖に陥り、最悪の場合、寝たきりなどの状態になってしまいます。

水分は自分の体重×30(高齢者の場合)とされています。
ちなみに体重が40kgの方であると
40×30=1200 約1.2リットルの水分が必要な計算となります。

スポーツの秋、食欲の秋、といった言葉があるように、適度な運動・適切な食生活・水分の摂取に心がけ、サルコペニア・フレイルの状態に陥らないように、今一度確認してみたらいかがでしょうか。
運動

(リハビリスタッフ)

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