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ロコモティブシンドロームについて

こんにちは、リハビリスタッフです。
今回は、ロコモティブシンドロームについて紹介したいと思います。

まず、人間の身体は機能ごとに分業をしています。
酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する「呼吸器」(器官や肺)
酸素や栄養や老廃物などを運ぶ血液を流す「循環器」(心臓や血管)
食物を消化吸収する「消化器」(胃や腸)
そして、骨や関節、筋肉や神経で構成される「運動器」があります。
この運動器のいずれか、あるいは複数に障害がおこり、「歩く」といった機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)といいます。

みなさんはどうでしょうか。思うように体が動かせないと、外出がおっくうになり、家に閉じこもりがちになります。ひょっとして、低下しているのでは、と思った方は
(1)立ち上がりテスト(下肢筋力を調べる)
(2)2ステップテスト(歩幅を調べる)
(3)ロコモ25(質問に答えていく形で、身体の状況・生活環境を調べる)
といった検査項目があります。

また、「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)を防ぐ運動があります。
(1)片足立ち(バランス能力をつける)
(2)スクワット(下肢筋力をつける)
特に、片足立ちはその姿から、ダイナミックフラミンゴとも呼ばれています。
(詳しくは、公益社団法人 日本整形外科学会のロコモティブシンドロームの小冊子を参照してください)
これを機会に皆さんもいかがでしょうか。
ラグビー

(リハビリスタッフ)

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