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土用丑の日について

7月となりました。蒸暑い日が続いております。大雨の被害が多発しております。
気を付けて行動しましょう。

今回は暑い夏にぴったりな土用丑の日についてふれたいと思います。
 
 土用とは、古代中国からの考え方で、世の中の全てが木火金水土の5つの元素の組み合わせで
出来ているという五行説という考え方からきているそうです。
この考え方は、季節と色の組み合わせ、方角がありますのでここに書いていきます。
(興味のある方は調べてみてください。)
            
  木=青色=春=東
  火=赤色=夏=南
  金=白色=秋=西
  水=黒色=冬=北
  土=黄色=立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間(季節の変わり目をさします。)

この考え方は、日々の暮らしにも根付いており、余談ですが童謡「たなばたさま」の
「五色の短冊、私も書いた~」という五色もこの考えからきているそうです。
また、こいのぼりの一番上の5色の吹き流しもこの考え、麻雀の4人が座るそれぞれの方向も
「東南西北(とんなんしゃーぺい)もこの影響を受けています。
また、青春という言葉、北原白秋という詩人の名前もここからきています。

土用の丑の日の丑は十二支の丑ですから、順番に数えていくと……
今年の土用丑の日は≪ 7月21日 と 8月2日 ≫になります。
うなぎを食べる風習は、江戸時代に売れ行きが芳しくないお店が当時の学者、平賀源内に相談したところ
「うなぎを売る」という提案を受けて始め、大繁盛したから他もまねて広まったという説が有力だそうです。
もともと土用丑の日には「う」の付く食べ物を食べて精をつけて無病息災を祈願したそうです。
地域によっては、うどんを食べるところもあるそうです。
皆さんも「う」の付くものを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。
 

うなぎの蒲焼

(リハビリスタッフ)

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