ビタミンDを摂取して丈夫な体になりましょう。
ビタミンDとは?
ビタミンDは食品から摂取しようとするなら、椎茸などのキノコ類からと取れるビタミンD2(植物由来)と、鮭などの魚類や卵などに含まれる(動物由来)があります。
通常ビタミンは体内で作ることができないため、食品から摂取しなければなりません。
しかし、ビタミンDは日光に当たることによって80%~90%を体内で作ることができるという特性があります。
ビタミンDの働き
骨を丈夫にする役割がある。腸管からのカルシウム吸収を促進し、血液中のカルシウム濃度を高めて、骨折予防となる。
免疫機能を調節する
ビタミンDは免疫機能を調節する働きがあります。風邪やインフルエンザの予防にも関与することがわかってきました。
ビタミンDが不足すると
骨や筋肉が弱くなる傾向があり、高齢者や女性の骨折のリスク、骨粗鬆症の原因にもかかわってきます。
日照時間が少なくなる冬は、インフルエンザの流行時期と一致して、インフルエンザにかかりやすいことが分かってきたようです。
ビタミンDの上手な摂り方
1日20分程度日光に当たる。散歩やウォーキングなどが良いでしょう。シミやシワが気になる人は日焼け止めを塗りましょう。
食品からは、あんこうの肝、きくらげ、しらす干し、鮭、いわし、椎茸、卵黄などが良いでしょう。
ビタミンDを体に取り入れて、丈夫になりましょう。
(看護スタッフ)