暑い日に屋外からｸｰﾗｰの効いた部屋に入ると「生き返る～。」と感じますよね。

…ですが、涼しい部屋と暑い屋外を行き来することで体調不良を起こしやすい季節でもあります。体が対応できる温度差は5度まで、と言われていますが、屋外が37度の日に室内を-5度（32度）に設定しても熱中症になりそうです。室温が28度（ｴｱｺﾝの設定温度ではありません。）になるように冷房温度を設定しましょう。年齢が上がることに伴い皮膚の温度ｾﾝｻｰが鈍くなり暑さを感じにくくなります。熱中症や脱水になりやすい一因です。この寒暖差による体の疲れをためないことが夏場、体調良く過ごせるカギの一つとも言えます。

①   上着、ひざ掛けを常備しておきましょう。

夏は半そで、薄着でいることが多いですが、冷房の効いている部屋では体温が下がりやすくなります。上着を羽織ったり、ひざ掛けをして風が直接肌にあたるのを避け、体温の低下を防ぎましょう。靴下で足首を覆うのも効果的です。

②   冷房の効いた場所では体を冷やす食べ物を控え、体を温める食べ物を食べましょう。

暑い日に食欲がないとつい冷たいものや、簡素なものですましがちですが夏場も栄養バランスの良い食事をとりましょう。冷房の効いている場所ではショウガ、ネギ、ニンニク、トウガラシなどの薬味やカボチャ、玉ねぎなどの体を温める食材がお勧めです。薬味は食欲を増す効果があり、体を温めてくれるため冷たい麺類や冷ややっこなど（毎食ではなく）と一緒に取ることができます。飲み物は暖かいものを選んで、体の中から温めましょう。涼しい場所で冷たいものをとると足田の内外から急速に冷えて消化機能が低下しがちです。

 ③   シャワーで汗を流す、ではなく湯船にしっかりつかりましょう。

暑い日はシャワーで汗を流して済ませることもありがちかと思いますが、少しぬるめのお湯にゆっくりつかると体を温め、胃腸の働きを良くし疲労回復や体調管理に効果的。安眠にもつながります。

暑い夏も元気に過ごすために、日ごろの体調管理は欠かせません。冷房を使用して熱中症を防ぐとともに冷房対策を行い夏バテ夏風邪を予防しましょう。もちろん、涼しい部屋でも水分を多めを心がけて。涼しいとかんじたら暖かい飲み物でほっと一息つきましょう。

（連携室スタッフ）