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貧血とビタミンB12~食べて元気に過ごしましょう

ビタミンB12ってどんな栄養?

 

・ビタミンB12は普段は体内の腸内細菌によって作り出されることもあり、また、肝臓にも蓄えられることから一般的な食生活を送っている限りは欠乏症の心配は少ないといえます。

しかし、何らかの原因でビタミンB12が不足すると、

・貧血が起こります。(赤血球の外側を作ることができないため)

・具体的な症状として…動悸、息切れ、疲労感などの貧血症状が現れる。

・神経症状(酸素が運べないため)…なんだか手足の感覚が変だな(痺れなど)と感じた場合は受診を検討しましょう。

・記憶障害やうつ病を発症する場合もある。(精神や認知機能に異常をきたすこともあります)

 

◎なぜビタミンB12は欠乏するの

 

胃や小腸はビタミンB12の吸収に深くかかわっており、胃や小腸に疾患のある方、手術で切除された方は吸収できなくなることがあります。

また、ビタミンB12は動物性の食品から摂取されるため、菜食主義の方は不足しやすいといえるでしょう。同様に、「おかずは野菜だけ、漬物だけで十分」という高齢のかたも注意が必要です。

「なんだか手足がしびれるな~」や「貧血っぽい」と言われたなど心当たりのある方は早めに医師に相談しましょう。

 

◎ビタミンB12は多めに摂取しても体内で吸収されずに排出されるため多めにとっても心配はないでしょうが気になる方は医師に相談しましょう。

 

◎どんなものから摂取されるのでしょう。

1.さけ、ます類 シジミなど貝類の水煮缶詰

アユなどの内臓(苦手な方は無理せずに)

あまのり、ほしのり類

など魚介類が多いです。

2.牛の心臓などの肉類の内臓にも含まれています。

いずれにしても苦手な方は無理のない範囲で、臭みの少ない缶詰なども使用しながら、不足のないように摂取していきましょう。

(連携スタッフ)

 

 

 

 

 

 

 

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