免疫とは…「細菌やウイルス、がん細胞など体にとっての異物と認識されるものが侵入してきたときに排除しようとするシステム」です。
免疫力が低下すると異物を排除しきれず、風邪や感染症にかかりやすくなるのです。
これまでの間、自宅で過ごすことが増え外出時も慎重に行動していたことで知らず知らずに免疫力を低下させていたかもしれません。
外出の機会も増え、様々なものと触れる機会が増えてもウイルスや細菌感染を予防し体調良く過ごすために免疫機能を高めておきましょう。
1. 食事で高めるには
・粘膜内の低下した抗体の量を回復する…
ビタミンA(にんじん、豚肉、鶏レバー、ほうれん草など)
・免疫細胞の働きを強化…ビタミンC(ピーマン・キウイ・ブロッコリー・レモンなど)
・活性酸素を抑制する抗酸化作用により免疫力を高める…
ビタミンE(カボチャ、アーモンド・胚芽油・煎茶)
・免疫細胞の6~7割が集まっているといわれる腸内環境を整える(善玉菌ふやす)
発酵食品(納豆、キムチ、みそ、漬物、ヨーグルトなど)
野菜や果物を摂る頻度を増やすことで精神的幸福感が高まる、ストレスも軽減するといわれています。
2.しっかりと睡眠時間をとる…睡眠中に免疫を活性化させる物質が分泌され体の回復を早めようとしてくれます。
3.適度に運動をする…60分程度の中強度の運動をすることにより免疫力が高まるといわれています。ですが、激しい運動など運動のしすぎは免疫力が低下して感染リスクが高くなります。
4. 体を温める…体を温めることで血流が良くなり免疫力が高まるといわれています。
入浴はシャワーを浴びるだけでなく、湯船につかって体を温め疲れを癒しましょう。
5. たくさん笑う…笑うことで免疫細胞であるNK細胞が増加します。
NK細胞は体内に発生したがん化した細胞を攻撃し消滅させる働きをしてくれます。細菌やウィルスに対しても同様の働きを担ってくれています。気の合う仲間やご家族との会話を楽しんだり、バラエティー番組を見るなど笑うことを見つけていきましょう。
(連携室スタッフ)