みなさん「温活」というワードは聞いたことがありますか？

「温活」とは、健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げる活動のことをいいます。また、「カラダ」と「ココロ」を温めて笑顔の多い毎日を過ごすための活動のこともいいます。

これからの季節は夏になり、暑い日が続きますね。暑い時の救世主は扇風機やクーラーだと思います。確かに熱中症対策にもなるので暑い日にクーラーなどは必須になってきます。ですが！！涼しい環境にずっといるとやはり体は冷えてきますよね・・・。

体温が下がると、身体にはどのような変化が起きるのでしょうか？

・血管がギュッと収縮し、血の流れが悪くなります。

・全身の血液が滞ると、必要な成分が身体の末端まで届かず、老廃物が回収されにくくなります。

・体温が１℃下がるだけで免疫力が約30％、代謝が約12％も下がります・免疫力が下がれば、身体は様々なウイルスの影響を受けやすくなり、病気のリスクが高まります。

 

季節を問わず冷え性で悩んでいる人は、75歳以上で8割もいるといわれています。特に高齢者の冷え性は危険で、免疫力がさらに落ちて風邪にかかりやすくなるだけでなく、体温維持機能が低下している為、体温が下がるとなかなか元に戻りにくくなっています。

冷えが強くなることで『しびれ』を伴う方も多くおられます。しびれを伴うと、歩行も不安定になり、転倒のリスクが高まることも・・・

暑い夏でも程よく出来る温活がとても大切です♪

＜6つの温活習慣＞

➀冷房の設定温度は27～28度に設定する　今の時期は節電にもなりますよ♪　

➁太い血管が集中している首、手首、足首を極端に冷やしすぎない

③夏でもお湯にゆっくり浸かって疲れをほぐす

④身体を温めて心地よい眠りを

⑤体操やストレッチで血の巡りをよくする

⑥身体を温めてくれる食べ物を食べる

自分に合った温活を意識して、カラダもココロも元気に今日も頑張りましょう！

（リハビリスタッフ）